みなさん、こんにちは。

sassiです。


















今日は、ちょっぴり切ない日でした。





私がittenを始める少し前からお世話になっている、箱屋さん。
商品を納品する為には欠かす事のできない存在です。


あるきっかけで出会ったその方は、既に高齢。
従業員も数名いたようですが、ご夫婦で作業をしていました。


私のような小ロットでの注文は、どこに行ってもあまり良い顔をされず、
かといって、市販の梱包用品では満足できません。
サイズも様々で、数種類のサイズを多くても100個ずつ程度。
特殊なサイズも数個単位でも快く制作して頂けました。








そして、昨年末・・・

今年度いっぱいで閉業します。という一通のハガキが届きました。







今日はお願いしてあった、最後の箱を取りに・・・



社長さんはもう80歳。
高齢化と仕事量の減少・・・
うす暗く作業音もない、シーンと静まり返ったその空間は感慨深いものがありました。

10年前の70歳の時にも悩んだそうですが、
お客様からの声に背中を押され、もう少し頑張ろうと決意したそうです。
それから10年。
過ぎてみればあっという間でしょう。






社長さんは終始、お客様への感謝を口にしていました。
二代に渡り営んできた商売。
この数ヵ月は特に人とのつながりに感謝と、自分の歩んできた人生を感じたそうです。
























お世話になりました。



そして・・・、お疲れ様でした。