みなさん、こんにちは。

sassiです。



先日、本選びをしている最中、タイトルと始まりに一瞬で引き込まれた一冊があったので、
まだ読み終えていませんが、一部を紹介!



昔、借金のある人が投獄されることもあった時代に、
1人のロンドンの商人が金貸しから多額の金を借りていた。
その金貸しは酷く年寄りだが、商人の十代の美しい娘を気に入った。
そこで金貸しは、娘をくれるなら借金を帳消しにしてやろうと持ちかけた。
その申し出に商人は震え上がったが、ずる賢い金貸しは
神様に決めてもらえばいいのではないかと提案した。

金貸しが空っぽの財布に黒い小石と白い小石を一つずつ入れておき、
娘はそこから一つ取り出さなければいけない。
娘が選んだ小石が黒ならば金貸しの妻となり、借金はなかったことになる。
娘が選んだ小石が白ならば娘は商人のもとに留まり、借金もなかったことになる。
だが、娘が小石を取り出すことを拒めば、商人は投獄され、娘は飢える事となる。

商人はしぶしぶこの提案に同意した。

この話をしていた時、3人は商人の自宅の小石を敷いた庭に立っており、
金貸しはかがみこんで小石を2つ拾った。

恐怖で観察力が研ぎ澄まされていた娘は、
拾った小石が2つとも黒で、金貸しがそのままそれを財布に入れた事に気づいた。
その後金貸しは、運命を決めることになる小石を選ぶように娘に告げた。


ではもし、あなたがその娘なら、どうするだろう?





1、小石を取り出すことを拒否する
2、財布に入れられた小石は2つとも黒であることを示し、金貸しの不正を暴く
3、黒い小石を取り出し、自分が犠牲となって父親を監獄行きから救う
4、その他


『垂直思考』と『水平思考』の違いは・・・